ねこ太郎ねこの音楽ブログ

洋楽翻訳や歌詞考察を通して音楽をもっと楽しむ!ためのブログです。

2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

Neon Trees - Animal について

洋楽で「Animal」といえば「野性的、肉食的」な意味を指すことが多く、それゆえ歌詞も「そっち」関連だろうなと推測はつきます。今回紹介するNeon Treesの「Animal」も例外ではなく、人を「Animal」に例えてその欲望を歌っています。考えてみれば人も「anima…

The Beatles - Blackbird について

歌詞を見た段階では、未熟な自分への応援歌なのかな程度に思っていましたが、制作背景を調査してみると社会的な意味が強く込められた作品であることが分かりました。勘のいい方ならお気づきだと思いますが「blackbird」は「黒人」のことを指しています。この…

Keane - Somewhere Only We know について

小学生の頃、悪ガキだった私は小学校で立ち入り禁止とされている場所に行ってよく遊んでいました。先生に見つかったら怒られるというスリルや背徳感を楽しんでいたのだと思います。仲良しグループで「あそこ」といえばそれは体育館の裏倉庫やパソコン室だっ…

P!nk - Raise Your Glass について

この曲は「underdogs」、いわゆる「弱者」や「勝ち目のほとんどない者」について歌っている曲です。P!nk姉さん自身、2年間の路上ライブを経験していたそうでその時の心情などをこの曲に込めたそうです。力強い声が魅力的なP!nk姉さんですが、「Raise Your Gl…

Maroon 5 - Misery について

Adam Levine(Maroon 5のvocalでMVの主人公)曰く、この曲では「手の届かない、憧れの人を求めてしまうことへの哀しみや人間関係の難しさ」を描いたそうです。ただ曲調はPOPなので私にはポジティブに感じました。 「Misery」のようにノリはいいけど内容は暗…

気分を上げる洋楽まとめ①(Major Lazer - Light It Up など7曲)

今回は少し体裁を変えて、複数の曲を短い解説とともに紹介していきます。 この形式をとろうと思った理由は2つあって、 ①このペース(1曲/4,5日)で記事を作成しても、楽曲の紹介数が限られる ②訳を必要としない曲の存在がある、からです。 ①に関していえば…

Robin Thicke - When I Get You Alone について

この曲は以前から知っていましたが、ここで取り上げるまで歌手名は知りませんでした。検索して初めてRobin Thickeのデビューシングルと知りました。Robin Thickeの「Blurred Lines」は当時ラジオで流れまくっていて、私もすっかり洗脳されていますので、今で…

Destiny's Child - Bills, Bills, Bills について

今回紹介するこの曲では「ダメ男」に対する怒りと、そんな「ダメ男」を選んでしまった自分への後悔が表現されています。どのような「ダメ男」なのかと言うと、Bills = 代金の支払いを女性に頼っている男です。日本語で言うところの「ヒモ男」ですね。「愛」…

Train - Hey, Soul Sister について

洋楽において、歌詞中に他のアーティスト名や歌詞の一部を引用し、曲に面白みを与える演出は少なくありません。それはほとんどの場合、引用元に対してオマージュの意を示しますがEminemの「The Real Slim Shady」のように批判の意味で使用されることもままあ…